BRAND STORY

原料からこだわるクラフトラム酒ブランド、LAODI (ラオディ) 。

2006 年、異国の地で自らの理想のラムづくりを追求する日本人が創業したラオス初のラム蒸留所。手作業で畑を開墾し、自社で栽培した無農薬さとうきびを原料とする。畑から一貫した品質管理を行い、高糖度さとうきびの「一番搾りジュース」のみをつかった世界でも希少な"アグリコール製法"を創業時から採用。自動化に頼らず、人間の五感によってさとうきび本来のポテンシャルを極限まで表現し、フルーティーで上質なラムづくりにこだわる。世界品評会では多数受賞。フレンチレストラン、オーセンティックバーから自然派カフェまで幅広く楽しまれる。

Lao People's Democratic Republic

東南アジアで唯一の内陸国、ラオス。飛行機で日本からは周辺国で乗り継いで約10時間かかる距離に位置する。国土は日本の本州程度で、約740万人が暮らす仏教国。
元フランス領の名残は食や建物にも残る。米を主食とし、メコン川を生活の中心とした穏やかな生活を送る。

JAPAN SPIRIT

経験と叡智で紡ぐラム酒

「世界に通用するクオリティのラム酒づくりに挑戦する」
一人の日本人から始まった物語。

LAODI創業者の一人であり、醸造責任者の井上育三氏。

地元・広島で化学分析機販売会社を経営。仕事でラオスを訪れ、様々な過程を経てLAODIを創業。酒づくりは未経験だったものの、自身が持つ化学的知識や専門家の協力を得て、試行錯誤を積み重ねながら独自のラム酒づくりを行ってきた。

「酒づくりは地味でコツコツ。農業できるかどうか。」
「畑からこだわるからこそ面白い。」

ワインのシャトーのように自ら原料づくりを行うことが大事、と常に語り、他では真似できないラム酒づくりに挑戦し続けている。

LAO TERROIR

進み続ける SPIRIT

創業当初は日本市場向けに販売されていたLAODI。
販売数は伸び悩み、従業員とのトラブルや自社農園が大火事に見舞われるなど、いくつもの困難を経験。

しかし創業者・井上氏や現地社員は多くの逆境を幾度となく乗り越え、
これまでにない世界基準のラム酒づくりに挑戦することを決心。
製造方法やボトルデザインを見直し、2014年に新生LAODIとして再出発。

製造の要である蒸留を含む多くの工程を現地の女性社員へ託すなど、未来を見据えた次世代に繋ぐラムづくりを行っている。

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